イセッタ300製作日記Z 4 日記Z-トップ  ガイド:ミロター・ウィンクミラー/MirotarWinkmirror

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肝心なときにいないのよ!ったくもぉ! ルーフとサイド・パネルに寸法の違いが発覚しましたっ。

「トプコ〜、絃ちゃんはどこ?」
「なんか、「実車見に行く」ってスクーター乗ってったよ。」
「あ〜っ!逃げたわね。」


ありゃ?出てる・・・ @仮組みのボディを後ろから見ます。

リア・パネル開口部は69ミリで決まってます。
その寸法を維持したままルーフを組んだら、なんかヘン・・・。
リア・ピラーがはみ出すのよ。

右 出てます 左も出てます

Aサイド・パネルとリア・ピラーのズレ。(右側)
B左も同様。
なぜ、ここまでズレたんでしょう。
絃ちゃんに説明させようと思ったんですが逃亡したので、推測ですけど、
1次原型は一体成形だからズレるはずはないので、2次原型をとる時の歪みかと思いましたが、
リア・パネルの歪み方を考えると、ピラーより外に出るはずです。
恐らく、サイド・パネルとフロアの接合面の微妙な角度の違いが、
ボディ末端でこれほどの違いになって表れたものだと思います。
もっとも、ルーフの歪みのほうが可能性は高いんですけど、
それはドア開口部で、それほど歪みがなかったことを考え合わせると、
いまいち断定しにくいです。

右 削り後 左 削り後

C右修正。D左も。
疑問を残しつつ、ピラーを削って修正です。
うーん、実車並みに薄くなってしまいましたw。
ここまで削るとサイド・ウィンドウの厚みさえありません。
なのでこの後、内側にパテを盛る作業が必要になります。

ちょっとした振動でズレるのですよw この角度も頭の痛いところで・・・

E左側を後方から見てみます。
ちょっとズレているのは、ちゃんと乗せなかったからですw。
F右側。

サイド・パネルと僅かな角度の違いがありますね。
ピラーがあまりに薄く、ヤスリ掛けで先端が曲がるからピラーにRがついてしまいます。
やはり内側にパテ盛りしないといけないようです。

1次原型での寸法がおかしかったのだろうと思う。

G斜め後方から見ますと、どうもウィンドウの幅が広いのが気になります。
多分ココも、修正が必要になると思います。

うぁ〜っ!削れてる〜っ!

H消失したドリップ・チャンネル。
ピラーを削れば当然連続した曲面にも影響が出ます。
鉄道用語で言うところの<緩和曲線>みたいなものが必要です。
それはルーフ中央部にまで及ぶので、曲面加工の邪魔になるドリップ・チャンネルを削除。
また<溝堀り>が繰り返されることになりましたw。

「ある意味、罰ゲームだねっw。」
「帰ってきたらおしおきね、ふふふふふ・・・。」
「ミロター姉ちゃん、怖い怖いw。ウチで一番怒らしちゃいけないヒトを・・・。」
「あら、一番はマリアよw。」

08/03/21 UP

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