イセッタ300製作日記 Hi-Fi 4  日記-Hi-Fi-トップ   ガイド:塔野 真央/Mao Touno

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すっかりイジられ役の真央 今日は? 今日も修正の連続です(笑)。

開口部のセンター出しの基準はタイヤ・ハウス @修正前。

ドア開口部下部のフレーム、ココの寸法は77mmです。
イセッタのボディは複雑な曲面の連続なので、正確な寸法を取れる部分は貴重です(笑)。
ココを基準に開口部の成形を進めます。

A開口部修正。 サイド・パネル次第で開口部寸法がコロコロ変わります

開口部にはもうひとつ寸法取れる位置があります。
それがピラーとの接合部、幅は100mm。
で!修正加えていくうちに矛盾発見です!ピラーの幅が100mm無いんですw。
今までは仮組みのボディにピラーを組む際に、ピラーを少し広げ、サイド・パネルを少し狭めてました。
まぁ、わかってはいたんですけど、修正前にキッチリ寸法を出しても意味が無いので無視してました。

今回その寸法を出すために、ホイール・ハウスとパネルの間をパテで微調整しました。
自然に置いたときに寸法が出るように、ピラー側にもパテ盛りです。

真鍮線使用はここまで お疲れ様です(礼) B接合部拡大。

これほどの差がありました(笑)。
この後仮組み用の真鍮線、削除します。
でもコレがあったおかげで仮組みでの作業が進んだことも確か。
接合部の形状は再考します。

少し内側に削る予定 こちら側は逆に開口部を広げます

CD開口部下部から上に向かってカーブしている所。
ここは微妙なカーブで、フェンダーやウェスト・ラインなどとのバランスを取りながらの作業です。
この時の作業はピラーでしたので、写真ではテープが邪魔してます。

ルーフの微妙な歪みが良い方向に出た こちらは悪いほうに出た(笑)

EFリア・ピラー周辺。
開口部の寸法出しのため、サイド・パネルの開き角度が微妙に変わりました。
右ピラーに相当のズレが出ましたね、パテ追加です。
左にはほとんど影響無しでしたが、これはヨー方向(縦軸)調整したルーフのため。
真上から見るとルーフのちょっとした回転でリア・ピラーがずれます。
都合の悪いことにこの時は、前ピラーが真鍮線で固定されてませんしね。

横着の極み 前方の粘度は重しでコレがないとコケますw パテより強度が必要な部分なのでヘンだけどあえてやりました

GHキャスト追加法。
リア・ピラー内側の厚みを持たすため、パテでなくキャストを使用します。
ピラーを粘土でくるみ、キャスト流し込み。
上のEでは効果的でしたが、Fの右ピラーでは逆効果でしたね(笑)。

横着はいけません(爆笑)。

・・・。

・・・?あれ?、絃ちゃんのツッコミがあるかと思ったけど・・・。

実物は写真ほど違いがわかりません

実はウェスト・ライン後部も後ろに行くほど下げてます

I修正前。 J修正後。
見ていただきたいのは右サイド・パネルの角度、内側の傾き角度が増してるのがわかりますか?
ウェスト・ライン上の<面>、この連続面を破綻させずに削ります。
神経使います。ドリップ・チャンネル以上です(笑)。

これも実物ではわかりにくい部分 複雑な曲面だらけ!

K修正前。 L修正後。
ルーフ後端も修正です。
全体に低くし、ウィンドウ部分も前方向に削ります。
ついにピラーからキャスト部分が無くなりました(笑)。

M重ねてみました。結構削ったなぁ・・・

ピンク部分が修正後です。
これだけ削ると当然ルーフ全体に影響が出るので、削りはルーフ前方まで及びます。

パテ盛りは適当 サイド・パネルの曲面を壊さないようにしながら削ります

N修正前。 O修正後。
ピラーにパテ盛りして、サイド・パネルと一緒に成形しました。
サイド・パネル前方は外側が少々厚かったので、そこを重点的に。

フル・レストア中のイセッタみたい(笑)

P修正済みボディ。
いや、まだ完成とは言えませんが、寸法的には及第点。

ボディ修正の説明は一応ココまでです、次回は未定!


「やった〜っ、終ったぁ〜!邪魔されずにおわったぁ〜っ!!」
「ほほぉ。」 「!絃ちゃん、いまさら出てきても遅いよ?あ〜静かで良かったw。」

「しずけさや いわにしみいる せみノート」

「むきぃ〜っ!またノートかぁ〜ッ!
<せみのこえ>だぁ〜っ!松尾芭蕉に謝れ〜っ!!」



「四日連続w。」 「だなw。」

08/05/03 UP

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